s-P1060329皆さん、こんばんわ。
先週末は、実家の有る島根県松江市に帰省してました。
そして昔からやってみたかった宍道湖北岸出雲路サイクリングロードを走って来ました。
若い頃、MTBショップのイベントで松江~出雲大社までダートメインで走った事は有りますが、ロードでは初めてです。

s-P1060352フェルトちゃんは、Verネームで呼んでませんが、敢えて言うならVer.7位です。
カーボン化の効果確認と、14-25スプロケットの使い勝手の確認も兼ねてます。
そうそう、シートはカーボンポストがシート側から櫓を固定するタイプでしたので、穴あきタイプのなんちゃってツインテールに戻しました。

56_00006松江温泉脇のパーキングに車を止めて、フェルトちゃんを組み立てます。
駐車場の上はジョギングコースになってますので、そこからスタートです。
渋滞を避けて早くスタートするのもアリでしたが、そうすると道中どこかで通学途中の子供達に遭遇しますので、遅刻してる奴でなければ走っていないであろう8:30スタートとしました。

56_00010宍道湖北岸サイクリングロードは、話が持ち上がってから17年掛かって出来上がったサイクリングロードです。
馴染みのサイクルショップのマスターも待ち望んでたサイクリングロードです。
基本的にサイクリングロードは、国道431線の上り側に敷設されていますので、車から見たら右側通行な感じになります。

56_00017いきなり歩道が途絶えて、人ひとり通れる位の路肩に出てしまいました。
朝の通勤時ですので、対向車が間近ですれ違うスリリングな展開に・・・
分かりにくい看板でしたが、どうやら手前の信号を渡らなきゃいけなかったみたいで、慌てて引き返します。
因みに今回は、連休後半でしまなみ行くか島根を走るか悩んでいましたし、島根なら土地勘も有るのでハンディGPSマップに地図データを落とし込んでいませんでした。

s-P1060333その先も、民家の脇をすり抜ける感じでやっとでサイクリングロードっぽい風景に辿り着きました。
ここで、一旦止まってストレッチです。
あっ、因みに馴染みのサイクリングショップさんはこの近くです。
許可取ってないので敢えて店名は出しませんが、地元に人ならピンっとくるはず。

56_00029ここから少しだけ、左手に一畑電鉄、右手には向こうまで広がる田んぼっと言う、長閑な風景の中を走ります。






56_00036イングリッシュガーデン付近で、国道431線に出ます。
この先は、今回のコースで最初の上りが有ります。
全然大した事無い上りですが、ここの所坂道がトラウマになっていただけに、チョッピリ鬱になります。
何て言うか、カーボン化のお陰でしょうか、ぐいぐい加速していく感じです。


41_00005坂を過ぎるとサイクリングロードは一旦R431を離れますが、免許センターの先でまたR431に合流します。
これからは、左手に宍道湖右手に一畑電鉄を言う、マイソウルフルな景色の中を走ります。




s-P1060340まだ走り始めて1時間、距離にして10km(笑)しか走ってませんが、最初の休憩です。
道の駅の秋鹿なぎさ公園です。
ここは、キャンプにハマってた時代に、その後キャンプ仲間になる家族と知り合ったり、うちも家族でカヌーや白鳥ボートに乗ったりした場所です。
そうそう、地元TV局から情報番組でキャンプ特集組むので、手伝って貰えませんかってオファーが有った時も、場所はここのディキャンプ場でした(因みに、メールに気が付かず流れてしまいましたが)

s-P1060343おおよそ1時間に1本のペースで走ってる一畑電車です。
2010年、中井貴一さん主演の映画RailWaysで、舞台となった私鉄です。
因みに、子どもの頃バタデンとは言いませんでしたが。
昔は、途中駅の一畑口に遊園地が有ったとか、その一畑口がスイッチバッグになっていて、それまで後ろ側あった車両が先頭車両になるんですが、小学生の時友達と乗っていて、スイッチバックに合わせて車両を移動したら元居た車両に大きくて分厚い時刻表を忘れてきたとか、話が尽きない電車です。

s-P1060349サイクリングロードが無意味(撮影スポット?)に高台になってましたので、松江方面を振り返ります。
今回、天気予報とニラメッコして、しまなみでなくこっちを選んで正解でした。
少し暑い位の良い天気です。



41_00010って浮かれてたら、サイクリングロード上に通信ケーブル交換の工事車両が止まってます。
しかも、普通の歩道の幅に戻った部分に行く手を阻むように、工事中の立て看板設置してます。
そこは、「現場計画ちゃんと練って安全監視員立てて歩行者の安全確保最優先でしょ」って、元通信系現場管理人は思います。
ただ、歩行者が居ない可能性の方が高いですが。

41_00016その先でも、工事してました。
ここはちゃんと、誘導者が居て自転車の私をも誘導してくれました。
ただ、自転車道は無くなり細い路肩を逆走状態になります。
案外、工事の手前でサイクリングロードは北側の住宅地を抜ける様になっていたのかもしれません。
宍道湖北岸サイクリングロード全体に言える事ですが、案内表示が少なすぎる気がします。
41_00017しまなみみたいに青いラインが牽いて有ったらテンションは上がりますが そこまでとは言いません。
せめて、路面に矢印を引いてもらいたいですね。
あと、看板じゃなくて路面表示の方が有効だと思います。
直前だけじゃなくて、この先〇〇m右とか何ヵ所か表示して有れば、分かりやすいんじゃないかな。
ファミリーサイクリングには、絶対必要だと思います。

41_00021二つ目の上りです。
この先で車道は軽い谷になってますが、サイクリングロードはフラットな場所が有ります。
「ちゃんと、自転車の事考えた道づくりしてるな~」って感心してたら、その先でズドンと坂になってました。
新設区間を減らして既設の歩道やわき道を自転車道指定しているので、ちょっとサイクリングロードとしては無理が有るかなって気もします。
そう言えば、サイクリングロードとしての休憩スポットは有りませんでしたし、気のせいかもしれませんがサイクルラック設置してある所も無かった気がします。
珍しく辛口批評ですが、お許しください。

41_00029そんな宍道湖北岸サイクリングロードは、一畑口までで終わりです。
因みに、ここにも表示が無くてR431~一畑口駅までのコースを走る事なく、道なりにそのまま出雲路サイクリングロードに突入です。
こちらは制定は1977年と歴史が古く、小さい頃から「へぇ~自転車道かぁ、スゴ~イ」程度には知ってました(笑)
出雲路サイクリングロードは、年月的に予算を掛けれてたのか(失礼)、ちゃんと路面に案内表示が書いて有り迷う事無くほぼ進めます。

s-P1060354宍道湖西岸に近い辺りで、本日2回目の休憩です。
コース概要は、斐伊川河川敷を上って、出雲市内の趣の有る高瀬川を走り、島根半島の西端に抜け国引神話にも登場する稲佐の浜がゴール。
稲佐の浜から1.5kmほど走れば出雲大社です。



41_00060左手に斐伊川、右手に出雲平野の田園風景を望みながら走って行きます。
出雲市に出るまでの16kmほど、コース沿いにお店や自販機は有りませんので、一畑口のコンビニ ポプラ(ローソン+ポプラって店名になってって、ちょっとびっくり)で調達しておいたが得策です。
因みにサイクリングロードを逸れても、お店や自販機は少な目です。

s-P1060358s-P1060356天気良いです♪
遠くを走るのは、旧京王鉄道5000系電車です。
そう言えば思い出した。
山陰本線が電化される(1982年)まで、国鉄は「汽車」と呼び一畑電鉄は「電車」って呼んで区別してたわ。
出雲市又は出雲大社から、「汽車で帰る」って言ったら国鉄線で「電車で帰る」って言ったら一畑電鉄で帰るって意味でした。

41_00077出雲路サイクリングロードで唯一矢印が無く引き返した場所、広域農道の橋梁部です。
元々サイクリングロードだった所に広域農道の橋梁を渡してあるから、近づくにつれその異様さが実感出来ます。
サイクリングロードとの隙間、50cm位しか無さそうです。



41_00097R9との交差点でひと休憩です。
今までは、人通りのないスピードの出せる(って言っても30km/h)区間でしたが、これからは人通りの少ない(笑)市街地区間ですので、気持ちの切り替えが必要です。




41_00112出雲市内を流れる高瀬川は、その昔出雲市のメインストリートだった場所で、歴史の香りが感じられる通りです。
普通に生活道路ですから、マジでスピードは出せませんし、普通にサイクリングロードに駐車して道を塞いでる住民さんも居られます。



41_00133市街地を抜けたら、出雲平野の西の端。
田園風景が左右に広がります。
さて、フェルトちゃんの乗り心地ですが・・・
カーボンパーツのおかげで確実に振動が軽減しています。
元々フロントフォークはカーボンなんですが、ステムやハンドルをカーボンに変えて初めてカーボンらしい?走行音が聞こえるように。
カーボンシートポストも、確実に振動を吸収してくれて、今回お尻が痛いって感じる事は無かった。
スプロケットの14-25Tも、今回のコースには最適だったみたいで、向かい風などでもストレスなく漕ぐことができました。

41_00141R431を交差した辺りから、サイクリングロードは右折左折を繰り返し、方向感覚が麻痺します。
道路標示はしっかりして有るので迷う事は無いですが、道は荒れてます。
泥が堆積している部分も数か所あり、23Cのタイヤだと簡単に足?を取られます。
MTBでスリップは慣れてますので難なくクリアしましたが、注意が必要です。

s-P1060362そして三度R431に出会うと、その先にはテンションの上がる眺望が待ってます。
来たな~って感じです。





41_00188この辺り、道は荒れてないんですが、段差が結構有ります。
ゴールまであと1kmって所で、リヤタイヤが妙にボコボコ言い始めました。
横の公園に停めてタイヤチェックしてみると、明らかに空気が減ってます。
鋭利な小石片が数か所刺さってます。
一番大きな小石片を取り除いた瞬間、プシュ―って一気に空気が抜けました。

s-P1060364ここまで来て、まさかのパンク修理です。







s-P1060366パンク修理を終え、1km走るとゴールの稲佐の浜です。
国引神話では、土地を引っ張てくる時に使った綱が砂浜になったと言われてます。
神無月に(島根は、逆に神様が集まるので神在月って言います)、日本全国の神々がこの浜から出雲大社に集結されます。


s-P1060368s-P1060374ここまで来たら出雲大社に寄らなきゃ、話になりません。
現在「平成の大遷宮」の第二期工事中ですが、本殿 拝殿とも普通に拝めます。
写真左側が拝殿で右側の奥が本殿です。

2d31dcaf出雲って言ったら、出雲人のソウルフード出雲蕎麦を食べない訳にはいきません。
1人前3段が基本ですが、過去の経験から2段追加して5段で注文しました。
そば殻も一緒にそば粉にするので、色が黒いのが特徴です。

s-P1060375帰路は、もちろん一畑電車で帰ります。
駅舎は、昭和5年建造で、国の登録有形文化財と近代化産業遺産に登録されています。





s-P1060377駅舎内も趣有りますが、そんな事より、この昭和な感じのホームが大好きです。
折しも、停車しているのは旧南海電鉄の21001系(^^♪
カラーリングはともかく、昭和の香りがプンプンします。




s-20161121_135903646一畑電鉄には、レール&サイクルってサービスが有って、運賃とは別に310円払えば輪行袋に入れなくても、そのまま電車に乗せる事が出来ます。
自転車の固定は、備え付けのゴムバンドで固定します。
そうそう、電車アテンダントの女性が美人でした♪

それ、セクハラ!

s-P1060381一時間ほど電車に揺られたら(基本うたた寝してます)、終点松江しんじ湖温泉駅です。
個人的には、旧名称の松江温泉駅の方がシックリきますが。
駅舎は、お洒落ですが、ホームとかは昔のままで昭和な香りがします。


s-20161121_153057734温泉地らしく、足湯のサービスが有りました。
サイクリング終了時に啜るはずだったクエン酸アミノ系ジェルを途中で啜っちゃいましたので、代わりにここでマッサージして帰ります。


s-P1060382最後になりますが、今年の8月末にオープンしたジャイアントストアが駅横に有りました。
採算合うんかなぁ?って気もしますが、この地を選んで頂いた事うれしく思います。





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――― 松舞町ラブストーリー ―――


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